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ぎっくり腰になった方は分かると思いますが、ぎっくり腰になってしまうと、痛くて何も出来ませんよね?

私自身も、高校生の時のトレーニング中にぎっくり腰になったことがあります。

その際は、痛くて動けないという感覚よりも、どこに力を入れていいのか分からないという感覚だったのを覚えています。

当院に来られるぎっくり腰の方に聞いても、同じようなことをおっしゃる方が多いです。

それは、ぎっくり腰というのが何がどうなっていて起きているか?ということに理由があります。

本日は、それについてお話いたします。

 

ぎっくり腰とは何がどうなっているのか?

という質問に答えられる人は、とても少ないです。

整骨院・整体院の先生をはじめとした、広い意味での同業者の方々でも、きちんと説明できる人が少ないのが現状です。

施術をする方の多くの方が、「筋肉を痛めている状態」という説明をされます。

それは間違いではありませんが、とても不十分な説明になります。

 

ぎっくり腰とは、何かの拍子で腰の筋肉に力が入ってしまい、その力が抜けなくなっている状態のことです。

いわゆる、縮みっぱなしの状態になってしまうので、縮みっぱなしの状態から伸ばすこともさらに縮めることも出来なくなってしまうというわけです。

それが、「どこに力を入れていいのか分からない」という感覚の正体になります。

 

筋肉に力が入ってしまっているので、動かす際に伸ばすことも縮ませることも上手くいかず、筋肉の付着部が、硬くなってしまった筋肉により引っ張られることにより、痛みが出てしまいます。

ぎっくり腰の方の多くは、動かしはじめに腰が痛いという方です。

じっとしていて腰がズキズキ痛むという方は、あまりおられません。

ですから処置の方法としても、冷やすよりは温めるの方が効果的なことが多いです。

じっとしていて腰がズキズキ痛むという方以外は、温めるようにしましょう。

 

上記のことや上記のこと以外でも、ぎっくり腰のことで何か疑問がある方は、必ず折り返しのご連絡をいたしますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。